チラーには、冷却水の循環方法として密閉型と開放型の2種類があります。それぞれ、どのような特長があるかチェックしていきましょう。
密閉型チラーは、熱交換器のように冷却部分が密閉された筒構造のものが多く、その中を水が通り冷却する方式。
しかし、密閉構造のためメンテナンスが難しく、錆に弱いので注意が必要です。また、冷却対象側を密閉回路にしなければ、吐出量と同じ冷却水の流入をすることが難しくなります。
開放型チラーは、熱交換器が板状(プレート状)になっており、その表面に水を流し冷却する方法。点検口があり、そこからプレートを目視することができるためメンテナンスが容易であることが最大の特徴です。また、直接対象物を冷却できるのが密閉型チラーとの大きな違いになります。
デメリットとしては、素材によっては腐食に弱い点、また水槽やポンプなどチラー設置に伴うシステムや配管が別途必要になる点です。最近では、腐食しづらいステンレス製のチラーもあるので、気になる方は問い合わせてみてください。
一口にチラーと言っても、冷水の使用方法を始め構造が異なるものが多いため、導入の際にはしっかりと確認しましょう。
トップページでは、導入後のトラブルを防ぐための唯一無二の特徴を持ったチラーを紹介しています。
熱交換器や設置場所も同じようにそれぞれ違いがあります。
チラーを導入する前の基礎知識として、確認しておくと機器を選ぶ際もスムーズに話が進められますよ。
密閉型と開放型によってそれぞれメリット・デメリットがあるので、しっかり確認したうえで適した方式を選ぶことがチラー選びで失敗しないためのコツ。
使用目的や環境に合わせてチラー選びをしましょう。
ここが唯一無二!
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※選定基準:2022年1⽉26日Googleで「チラー」と検索し、上位3ページ以内に公式サイトが出てきた会社の製品を調査。
同時点で、弊社で行った調査により、ユーザーニーズに即しているその会社しか持っていない特徴を「唯⼀無⼆の特徴」として選出し、紹介しています。
※最大20℃の熱交換が可能:2022年4月弊社調査時点。参照元 大洋アレスコ公式サイト(https://taiyoalesco.jp/service/oma-chiller/)
各社の唯一無二の根拠
大洋アレスコ:「性能面」ワンパスと明記してあるチラーの中で冷水温度(出口温度)が最も低いという点が唯一無二
三浦工業:「サポート面」1,000名以上のフィールドエンジニアがサポート可能な点が唯一無二
第一工業:「環境面」製品だけでなくその環境設備もアドバイス可能と記載のある点が唯一無二