チラーには大きく2種類に分かれますが、その違いは冷水を作り出す冷媒の冷却方法。冷凍機の廃熱方法の違いと言われることもありますが、水を使って冷やす「水冷チラー」、ファンで空気を取り込んで冷やす「空冷チラー」と分けることができます。
それぞれの特徴やおすすめの導入先などが変わるので確認していきましょう。
どちらも基本的にチラーとしての構造はほぼ同じです。冷水を作り出すための冷媒の冷やし方の違いにより「水冷式」と「空冷式」に分類されるので、順を追って詳しく紹介していきます。
冷媒を空気によって冷却するため「空冷チラー」と呼ばれます。主に、ファンで外気を取り込むことで冷却を行っていくため、水配管などの設置は不要なので、省スペースにて設置可能。
メンテナンスも容易なため、スペースが限られた場所への設置に向いています。ただし、室内に設置する場合には発生する廃熱により室温が上昇するため、場所によっては排気設備が必要となる場合があるので注意が必要です。
冷たくした水を使用して冷媒を冷却するのが特徴。基本的には、空冷式よりも冷却効率が高いと言われています。周辺に排気や放熱されることがないため、環境に与える影響が少なく、室内が高温になってしまうこともありません。
しかし、外部から循環液を冷やすための水を通すため配管工事などが必要となるので、設置スペースを広く確保しておく必要があります。
短時間で効率よく冷却したい場合はもちろん、広々とした敷地内に設置する場合におすすめです。
一口にチラーと言っても、廃熱方法を始め構造が異なるものが多いため、導入の際にはしっかりと確認・検討することが大切です。
トップページでは、導入後のトラブルを防ぐための唯一無二の特徴を持ったチラーを紹介しています。
循環型方法、熱交換器、設置場所も、冷やし方と同じように様々な違いがあります。分かりやすく解説しながらまとめているので、チラー選びに役立ててください。
空気を使って冷媒を冷却するチラーを「空冷式チラー」といい、水で冷やすチラーを「水冷式チラー」と呼びます。水冷式と空冷式は冷却する仕組みが異なるため、それぞれメリット・デメリットも。 設置場所や用途に合わせて適切なチラーを検討するようにしましょう。
ここが唯一無二!
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※選定基準:2022年1⽉26日Googleで「チラー」と検索し、上位3ページ以内に公式サイトが出てきた会社の製品を調査。
同時点で、弊社で行った調査により、ユーザーニーズに即しているその会社しか持っていない特徴を「唯⼀無⼆の特徴」として選出し、紹介しています。
※最大20℃の熱交換が可能:2022年4月弊社調査時点。参照元 大洋アレスコ公式サイト(https://taiyoalesco.jp/service/oma-chiller/)
各社の唯一無二の根拠
大洋アレスコ:「性能面」ワンパスと明記してあるチラーの中で冷水温度(出口温度)が最も低いという点が唯一無二
三浦工業:「サポート面」1,000名以上のフィールドエンジニアがサポート可能な点が唯一無二
第一工業:「環境面」製品だけでなくその環境設備もアドバイス可能と記載のある点が唯一無二