設置場所の違い
（屋内設置・屋外設置）
チラーには屋内に設置するチラーと屋外に設置して使用するものがあります。
ここでは、屋内型と屋外型の2つの設置スタイルについて調べてみました。2つの設置方法の特徴やメリット、導入に向いている環境などについてまとめて解説しています。
チラーには2つの設置方法がある
チラーの設置方法には、外に設置する屋外タイプと室内に設置する屋内タイプの2つがあります。
チラーユニットは、コンパクトなものから大型のものまで多様なサイズ展開があるため、両タイプの設置方法の特徴を理解した上で、設置スペースや設置環境に合わせ、設備や作業内容に適した設置方法を考えていくようにしましょう。
屋内設置
外気に左右されることが無いため、年間を通して安定した冷水供給運転を行うことが可能。
設備の近くでチラーを操作したい場合などにも適しており、比較的コンパクトに設計されているものが多く、卓上型のタイプもあります。ただし、空冷の場合はチラーからの排熱によって室温が高くなってしまうので、設置場所には注意が必要です。
屋外設置
屋内に設置することができない場合はもちろん、屋外にある設備の温度管理を行う場合や、騒音や排熱などによる作業環境を守りたい場合は屋外型のチラーが適しています。
屋外に置くため屋内設置のチラーよりもメンテナンスの頻度は高くなりますが、産業用の熱源からさまざまな空調用途まで多様なニーズに対応することができます。
一口にチラーと言っても、様々な構造があるため導入の際にはしっかりと確認しましょう。
トップページでは、導入後のトラブルを防ぐための唯一無二の特徴を持ったチラーを紹介しています。
それ以外にも知っておきたいチラーの予備知識
排熱方法や循環方法、熱交換器も、設置場所と同じように2つのタイプがあります。
事前に把握しておくことで、数ある機器の中から設備に適したものを選定しやすく、個々のチラーの特性を知ることにも繋がります。気になる情報があれば、ぜひチェックしてみてください。
まとめ
チラーは安定した稼働を行うために、設置環境に合わせて設置場所を選定する必要があります。
室内への排熱が可能であるか、排熱で室温が上がってしまうことがNGではないか、メンテナンスの頻度などをポイントに、屋内と屋外どちらのチラーにするか設備に適したものを検討するようにしましょう。
おすすめチラー3選
1回の熱交換で最大20℃差(※)
理想の冷却効果を短時間で提供
（⼤洋アレスコ）
引用元：株式会社大洋アレスコ公式サイト
(https://taiyoalesco.jp/service/oma-chiller/)
ここが唯一無二！
- IoTでの遠隔操作ができるので導⼊後の管理もらくらく。
- 高効率熱交換(※)で省エネルギーや省スペースに貢献。
メンテナンス体制が充実
手厚いサポートで安心
（三浦⼯業）
引用元：三浦工業株式会社公式サイト
(https://www.miuraz.co.jp/product/food/chilledwater/cr.html#summary2)
ここが唯一無二！
- 1,000名以上のフィールドエンジニアがサポート。
- ⽉報レポートの提出などのソリューションまで提供。
適切な環境と安全を構築
設備環境まで広く提案
（第⼀⼯業）
引用元：第一工業株式会社公式サイト
(https://firstline.jp/product/dcu-tr/)
ここが唯一無二！
- フロン抑制法に準じた環境にやさしい製品の開発。
- 防⾳設計や塗床⼯事など建物環境にも注⽬。
※選定基準：2022年1⽉26日Googleで「チラー」と検索し、上位3ページ以内に公式サイトが出てきた会社の製品を調査。
同時点で、弊社で行った調査により、ユーザーニーズに即しているその会社しか持っていない特徴を「唯⼀無⼆の特徴」として選出し、紹介しています。
※最大20℃の熱交換が可能：2022年4月弊社調査時点。参照元 大洋アレスコ公式サイト(https://taiyoalesco.jp/service/oma-chiller/)
各社の唯一無二の根拠
大洋アレスコ：「性能面」ワンパスと明記してあるチラーの中で冷水温度（出口温度）が最も低いという点が唯一無二
三浦工業：「サポート面」1,000名以上のフィールドエンジニアがサポート可能な点が唯一無二
第一工業：「環境面」製品だけでなくその環境設備もアドバイス可能と記載のある点が唯一無二