【番外編】
業界別チラーの導入事例（Vol.7 農家）
さまざまな業界で導入されているチラーについて、業界別に事例を紹介します。このページでは、農家でのチラー導入事例を紹介しています。チラーの導入事例とあわせて、チラーを導入したイチゴ栽培についても詳しくまとめました。
チラー導入事例
東芝キヤリア/ヒートポンプチラー（10馬力）
イチゴ生産に導入
イチゴ生産者にヒートポンプチラーを導入した事例です。このチラーでは、イチゴの成長点にあるクラウン部分にチューブを回し、適宜温水と冷水を流しています。連続出蕾と生育促進によって、イチゴ生産の増収を図っています。
定植直後には冷水を回し、低温気になると温水を回します。これにより成長を早め収穫を均一にするだけでなく、暖房コストの削減も可能になりました。今後は流量がデータ化・分析される予定です。
参照元：福菱機器販売株式会社（https://fukuryoukiki.co.jp/納品事例/東芝キヤリア製のヒートポンプチラーを初納品！/）
NTE/小型チラーシステム
トマト栽培に導入
トマト栽培において、夏の高温対策にチラーシステムを導入した事例です。溶液の低温管理を目的にNTEの小型チラーシステムを導入し、トマトの安定した収穫と高品質化を実現しました。
トマト栽培に適した根の温度は、20～21度といわれています。ハウス全体は冷やさずに、チラーを使って根本だけを冷やすので、非常に効率的です。気温が上がりすぎると「高温障害」を起こして品質が低下してしまうのですが、チラーシステムを導入したことで夏を超えても元気な状態をキープできています。トマトの糖度・出荷率も向上し、チラーシステムの導入が有効であったと言えるでしょう。
参照元：ナガセテクノエンジニアリング株式会社（https://www.nagase-nte.co.jp/interview/index4.html）
チラーを使ったイチゴ栽培について
自然に力に影響を受けやすい、農作物の栽培。イチゴも生産者を悩ませる生産物の一つです。とくに生産の中休みの時期は、生産者の頭を悩ませていることでしょう。その中休みを短縮させてくれるのが、チラーです。公的機関・(独)農研機構 九州沖縄農業研究センターが開発した「クラウン温度制御」が、イチゴ生産者の間で注目されています。
クラウン温度制御装置にはヒートポンプチラーが装備されています。チラーが冷水と温水を作り、クラウンの温度をイチゴ栽培に適した20度前後にキープします。ヒートポンプチラーを導入する費用・電気使用量は発生しますが、イチゴの安定した供給と品質の安定を考えると、費用対効果高いシステムと言えるでしょう。
おすすめチラー3選
1回の熱交換で最大20℃差(※)
理想の冷却効果を短時間で提供
（⼤洋アレスコ）
引用元：株式会社大洋アレスコ公式サイト
(https://taiyoalesco.jp/service/oma-chiller/)
ここが唯一無二！
- IoTでの遠隔操作ができるので導⼊後の管理もらくらく。
- 高効率熱交換(※)で省エネルギーや省スペースに貢献。
メンテナンス体制が充実
手厚いサポートで安心
（三浦⼯業）
引用元：三浦工業株式会社公式サイト
(https://www.miuraz.co.jp/product/food/chilledwater/cr.html#summary2)
ここが唯一無二！
- 1,000名以上のフィールドエンジニアがサポート。
- ⽉報レポートの提出などのソリューションまで提供。
適切な環境と安全を構築
設備環境まで広く提案
（第⼀⼯業）
引用元：第一工業株式会社公式サイト
(https://firstline.jp/product/dcu-tr/)
ここが唯一無二！
- フロン抑制法に準じた環境にやさしい製品の開発。
- 防⾳設計や塗床⼯事など建物環境にも注⽬。
※選定基準：2022年1⽉26日Googleで「チラー」と検索し、上位3ページ以内に公式サイトが出てきた会社の製品を調査。
同時点で、弊社で行った調査により、ユーザーニーズに即しているその会社しか持っていない特徴を「唯⼀無⼆の特徴」として選出し、紹介しています。
※最大20℃の熱交換が可能：2022年4月弊社調査時点。参照元 大洋アレスコ公式サイト(https://taiyoalesco.jp/service/oma-chiller/)
各社の唯一無二の根拠
大洋アレスコ：「性能面」ワンパスと明記してあるチラーの中で冷水温度（出口温度）が最も低いという点が唯一無二
三浦工業：「サポート面」1,000名以上のフィールドエンジニアがサポート可能な点が唯一無二
第一工業：「環境面」製品だけでなくその環境設備もアドバイス可能と記載のある点が唯一無二